AI-901:Microsoft Azure AI Fundamentals AI の概念と機能の識別 問17
AI の概念と機能の識別/AIワークロードの識別ある旅行会社が、社員から「来月の大阪出張を手配して」と依頼されると、AIが自ら社内の予約システム・カレンダー・出張規程の検索といった複数のツールを選んで呼び出し、各結果を確認しながら次の手順を決め、最終的に予約まで完了させる仕組みを検討しています。このワークロードの種類として適切なものはどれですか。
当サイトのオリジナル問題(AI-901:Microsoft Azure AI Fundamentalsの出題範囲「AI の概念と機能の識別」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A生成AI。1回のプロンプトに対して、モデルが新しい文章を1つ生成して返す
- Bテキスト分析。依頼文から感情やキーフレーズなどの特徴を取り出して返す
- Cエージェント型AI。目標にもとづいてツールを自律的に選び、複数の手順を実行する
- D情報抽出。依頼文から日付や行き先などの項目だけを構造化して取り出す
正解:C
解説
与えられた目標に対して、AIが自らツールを選んで呼び出し、結果を見ながら次の手順を判断して複数のステップを実行する仕組みは、エージェント型AIのワークロードです。通常の生成AIは、1回の入力に対してコンテンツを生成して返すことが中心ですが、エージェントは言語モデルに加えて、外部のツールやデータにアクセスして行動を起こし、タスクを完了させます。Microsoft Foundry では、モデル・指示・ツールを組み合わせてエージェントを構成できます。なお、依頼文から日付や行き先を取り出す処理だけであれば情報抽出ですが、本問は取り出した情報を使って予約まで実行する点が違いです。
選択肢ごとの解説
- A誤り。生成AIの単発の応答は、1回の入力に対して文章を生成して返すところまでです。本問のように、ツールを選んで呼び出し、結果を見ながら複数の手順を進める自律的な動作は含まれません。
- B誤り。テキスト分析は、既存のテキストの感情・キーフレーズ・エンティティなどを分析する処理です。外部システムを操作して予約を完了させる動作は含まれません。
- C正しい。目標から手順を判断し、予約システムなどのツールを自律的に呼び出して多段階のタスクを完了させるのは、エージェント型AIの特徴です。
- D誤り。情報抽出は、文書やテキストから必要な項目を構造化して取り出す処理です。取り出した情報をもとにツールを使い、予約まで実行する動作は含まれません。