AI-901:Microsoft Azure AI Fundamentals AI の概念と機能の識別 問18
AI の概念と機能の識別/AIワークロードの識別ある経理部門には、取引先ごとにレイアウトが異なる請求書のPDFが毎月数千件届きます。部門は、各請求書から請求元・請求日・合計金額・明細行(品名・数量・単価)を読み取り、会計システムに自動で取り込みたいと考えています。このワークロードの種類として適切なものはどれですか。
当サイトのオリジナル問題(AI-901:Microsoft Azure AI Fundamentalsの出題範囲「AI の概念と機能の識別」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A感情分析などを行うテキスト分析
- B文書を要約文にする生成AI
- C画像の内容を分類するコンピュータービジョン
- D文書から必要なデータを構造化して取得する情報抽出
正解:D
解説
文書の中から、あらかじめ定義した項目(請求元・請求日・合計金額・明細行など)を見つけて構造化されたデータとして取り出すワークロードは、情報抽出です。Azure では、Azure Content Understanding などを使って、文書・画像・音声・動画から、定義したスキーマに沿った項目を取り出せます。得られた構造化データは、会計システムなど後続の処理にそのまま渡せます。要約のように自由な文章を新たに作る処理や、感情分析のようにテキストの特徴を判定する処理とは、目的が異なります。
選択肢ごとの解説
- A誤り。感情分析などのテキスト分析は、テキストの感情や話題といった特徴を判定する処理です。請求書から指定した項目を構造化して取り出す要件とは異なります。
- B誤り。要約は、文書の内容を短い文章にまとめる生成AIの用途です。会計システムに取り込むための、決まった項目の構造化データを得る要件には合いません。
- C誤り。画像分類は、画像全体がどの種類に属するかを判定する処理です。請求書内の請求元や金額といった個別の項目を取り出すことはできません。
- D正しい。定義した項目を文書から見つけて構造化データとして取り出すのは、情報抽出のワークロードです。レイアウトの異なる請求書にも対応できます。