AZ-305:Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutions ビジネス継続性ソリューションの設計 問4
ビジネス継続性ソリューションの設計/高可用性の設計あるメディア企業が、東日本リージョンの BLOB ストレージに配信用の動画ファイルを保存します。要件は 3 つです。(1) 東日本リージョン内の 1 つのデータセンター(ゾーン)が停止しても、プライマリでの書き込みと読み取りを継続できる。(2) 東日本リージョン全体の障害時に、Microsoft によるフェールオーバーの完了を待たずセカンダリ リージョンのデータを読み取って配信を続けられる。(3) データはペアの西日本リージョンにも保持する。これらすべてを満たすストレージ アカウントの冗長性オプションはどれか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-305:Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutionsの出題範囲「ビジネス継続性ソリューションの設計」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aジオ冗長ストレージ(GRS)
- B読み取りアクセス ジオ冗長ストレージ(RA-GRS)
- Cジオゾーン冗長ストレージ(GZRS)
- D読み取りアクセス ジオゾーン冗長ストレージ(RA-GZRS)
正解:D
解説
RA-GZRS は、プライマリ リージョンでは 3 つの可用性ゾーンにデータを同期的に複製(ZRS)し、さらにセカンダリ リージョンへ非同期で複製(LRS)したうえで、セカンダリ エンドポイントからの読み取りアクセスを常時提供します。GRS と RA-GRS はプライマリでのコピーが LRS(ゾーン冗長ではない構成)であるため、ゾーン障害への耐性という要件を満たせません。GRS と GZRS はセカンダリのデータを読み取れるのは Microsoft またはユーザーがフェールオーバーした後であり、フェールオーバー前に読み取るには RA 付きのオプションが必要です。したがって 3 つの要件を同時に満たすのは RA-GZRS です。
選択肢ごとの解説
- A誤り。GRS のプライマリ側は LRS で、ゾーン障害に対する可用性を保証できません。またセカンダリは、フェールオーバーするまで読み取れません。
- B誤り。RA-GRS はセカンダリを常時読み取れますが、プライマリ側が LRS のためゾーン障害時の書き込み・読み取りの継続という要件(1)を満たせません。
- C誤り。GZRS はプライマリで ZRS を使うため要件(1)は満たしますが、セカンダリへの読み取りアクセスがなく、フェールオーバーの完了を待たず読み取るという要件(2)を満たしません。
- D正しい。RA-GZRS はプライマリでゾーン冗長、ペア リージョンへの非同期複製に加えてセカンダリの読み取りアクセスを提供し、3 つの要件をすべて満たします。