AZ-305:Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutions データストレージソリューションの設計 問6
データストレージソリューションの設計/リレーショナルデータのストレージ設計社内の製造ラインから収集するセンサー データを蓄積する単一のリレーショナル データベースを、PaaS で設計します。現在 60 TB で、今後 2 年で 100 TB に達する見込みです。誤操作に備えた特定時点への復元は、データ サイズによらず短時間で完了させる必要があり、分析クエリは読み取り専用のコピーに分離して本番の負荷に影響させたくありません。OS やデータベース エンジンの管理は Microsoft に任せます。最も適切な設計はどれか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-305:Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutionsの出題範囲「データストレージソリューションの設計」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AAzure SQL Database のビジネス クリティカル サービス レベルを選択し、読み取りスケールアウトを有効にして分析クエリを読み取り専用レプリカへ向ける
- BAzure SQL Database のハイパースケール サービス レベルを選択し、分析クエリは名前付きレプリカまたは高可用性レプリカへ向ける
- CAzure SQL Managed Instance のビジネス クリティカル サービス レベルを選択し、読み取り可能なセカンダリへ分析クエリを向ける
- DAzure 仮想マシン上の SQL Server に Premium SSD ディスクを多数接続して記憶域スペースで 100 TB を確保し、Always On 可用性グループの読み取り可能なセカンダリを構成する
正解:B
解説
Azure SQL Database のハイパースケール サービス レベルは、最大 128 TB のデータベース サイズに対応し、ストレージ スナップショットを使ったバックアップと復元がデータ サイズに依存せず高速に行えます。読み取りのスケールアウトには高可用性レプリカと名前付きレプリカを使い、分析クエリをプライマリから分離できます。ビジネス クリティカルの単一データベースは最大 4 TB、Managed Instance も最大 16 TB(次世代の汎用でも 32 TB)で、いずれも 60 TB を大きく下回るため容量要件を満たせません。仮想マシン上の SQL Server は容量を確保できても IaaS であり、OS やエンジンを Microsoft に任せる要件に反します。
選択肢ごとの解説
- A誤り。ビジネス クリティカル サービス レベルは読み取りスケールアウトを備えますが、単一データベースの最大サイズが 4 TB で、60 TB を格納できません。容量の要件で成立しません。
- B正しい。ハイパースケールは 100 TB 超まで拡張でき、スナップショット ベースのバックアップと復元でデータ サイズに依存しない短時間の復元ができ、名前付きレプリカ等で分析クエリを分離できます。
- C誤り。Managed Instance は読み取り可能なセカンダリを持ちますが、インスタンスの最大ストレージが 16 TB(次世代の汎用でも 32 TB)で、60 TB や 100 TB には届かず、容量要件を満たしません。
- D誤り。容量と読み取り可能なセカンダリは実現できますが、IaaS のため OS・パッチ・バックアップ運用が利用者の責任になります。Microsoft に管理を任せる要件と、データ サイズに依存しない短時間の復元の要件を満たしません。