DP-900:Microsoft Azure Data Fundamentals データの中核的な概念 問10
データの中核的な概念/データストレージの選択肢動画配信サービスを提供する企業が、視聴者にストリーミング配信する大量の動画ファイル(数百GB〜数TB単位)を保存する場所を検討している。これらのファイルはテーブルのような行と列の構造を持たず、スキーマに従ったクエリを行う必要もない。コスト効率よく大容量のバイナリファイルを保存し、必要に応じてHTTP経由で配信できるデータストアとして最も適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(DP-900:Microsoft Azure Data Fundamentalsの出題範囲「データの中核的な概念」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AAzure SQL Database
- BAzure Blob Storage
- CAzure Cosmos DB
- DAzure Table Storage
正解:B
解説
Azure Blob Storageは、テーブルのような固定スキーマを持たない大容量のバイナリファイル(非構造化データ)を低コストで保存し、HTTP/HTTPS経由でアクセスできるオブジェクトストレージです。動画や画像のような大きなファイルをそのまま保存して配信する用途に向いています。Azure SQL DatabaseやAzure Cosmos DBはいずれもスキーマや構造を持つデータをクエリするためのデータベースであり、Azure Table Storageもエンティティサイズに制限があるため、いずれも大容量バイナリファイルの保存用途には適していません。このように、データベース(構造化されたデータをクエリ対象として管理するもの)と、ファイルやオブジェクトをそのまま保持するデータストアとでは役割が異なります。
選択肢ごとの解説
- A誤り。Azure SQL Databaseはスキーマに従った行と列のデータをクエリするためのリレーショナルデータベースであり、数百GB単位の動画ファイルをそのまま格納する用途には適していません。
- B正しい。Azure Blob Storageは、構造を持たない大容量のバイナリファイルをコスト効率よく保存し、HTTP/HTTPS経由で配信できるオブジェクトストレージであり、動画や画像のような非構造化データの保存に適しています。
- C誤り。Azure Cosmos DBはJSONドキュメントなどを低レイテンシでクエリするためのNoSQLデータベースであり、数百GB単位の大容量バイナリファイルをそのまま効率的に保存する用途には向きません。
- D誤り。Azure Table Storageはキーとプロパティでレコードを管理するNoSQLのキー値ストアで、1エンティティあたりのサイズに制限があり、大容量の動画ファイルをそのまま格納する用途には適していません。