LinuCレベル2 ファイル共有サービス 問19
ファイル共有サービス/NFSサーバーの設定と管理NFSサーバーで/srv/uploadを公開する。クライアント側のどのユーザー(rootを含む)がアクセスしても、サーバー上ではUID・GIDが1500のユーザーによるアクセスとして扱いたい。/etc/exportsの記述として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「ファイル共有サービス」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A/srv/upload 192.168.1.0/24(rw,root_squash,anonuid=1500,anongid=1500)
- B/srv/upload 192.168.1.0/24(rw,no_root_squash,anonuid=1500,anongid=1500)
- C/srv/upload 192.168.1.0/24(rw,no_all_squash,anonuid=1500,anongid=1500)
- D/srv/upload 192.168.1.0/24(rw,all_squash,anonuid=1500,anongid=1500)
正解:D
解説
all_squashを指定すると、rootに限らずクライアントのすべてのユーザーのUID・GIDが匿名ユーザーへ読み替えられます。読み替え先の匿名ユーザーは anonuid と anongid で指定でき、指定しなければnobody相当のIDが使われます。この設定は、複数の利用者が同じ共有へファイルを置く場合に、所有者をそろえたいときなどに使われます。既定は root_squash と no_all_squash で、rootだけが読み替えられます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。root_squashで読み替えられるのはクライアントのrootだけで、一般ユーザーは元のUIDのままアクセスします。
- B誤り。no_root_squashはrootも読み替えない指定で、すべてのユーザーが元のUIDのままアクセスします。
- C誤り。no_all_squashは一般ユーザーを読み替えない指定(既定値)で、読み替えられるのはrootだけです。
- D正しい。all_squashで全ユーザーを匿名ユーザーへ読み替え、anonuid・anongidでそのIDを1500にします。