LinuCレベル2 ファイル共有サービス 問13
ファイル共有サービス/NFSサーバーの設定と管理NFSサーバーの/etc/exportsに次の1行を書いた(ホスト指定と括弧の間に空白がある)。このときの公開のされ方として適切なものはどれか。 /srv/share 192.168.1.0/24 (rw)
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「ファイル共有サービス」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A空白は無視され、192.168.1.0/24にだけ読み書き可能で公開される
- B構文エラーとなり、この行のディレクトリはどこにも公開されない
- C192.168.1.0/24にだけ公開され、読み取り専用の扱いとなる(rwは無視される)
- D192.168.1.0/24には既定の読み取り専用、全ホストには読み書き可能で公開される
正解:D
解説
/etc/exportsでは、「クライアント指定(オプション)」のようにクライアントと括弧の間に空白を入れずに書きます。空白を入れると、192.168.1.0/24はオプション無し(既定値のroなど)のクライアントとして扱われ、「(rw)」はクライアント指定を省略した項目、つまりすべてのホストに対する指定と解釈されます。その結果、意図に反して全ホストへ読み書き可能で公開されてしまいます。設定後はexportfs -v等で、実際にどのクライアントへどのオプションで公開されているかを確認するのが安全です。
選択肢ごとの解説
- A誤り。空白は区切りとして意味を持つため無視されません。192.168.1.0/24と(rw)は別々の項目として解釈されます。
- B誤り。この書き方は構文としては受け付けられ、公開も行われます。そのために意図しない公開になりやすい点が問題です。
- C誤り。192.168.1.0/24が既定の読み取り専用になるのは正しいものの、(rw)は無視されず、全ホスト向けの指定として有効になります。
- D正しい。192.168.1.0/24はオプション無しで既定の読み取り専用、「(rw)」はホスト指定の無い全ホスト向けの項目として扱われます。