LinuCレベル2 仮想化サーバー 問13
仮想化サーバー/仮想マシンの仕組みとKVMlibvirtを導入した直後から用意されている仮想ネットワークdefaultに接続した仮想マシンの通信の説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「仮想化サーバー」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A物理NICとブリッジされ、ゲストはホストと同じLANのDHCPサーバーからアドレスを受け取る
- Bvirbr0を介したNAT接続で、ゲストから外部へは通信できるが、外部から直接ゲストへは接続できない
- Cゲスト同士とホストの間だけで通信できる隔離されたネットワークで、外部へは一切通信できない
- Dゲストごとに物理NICが1つずつ割り当てられ、ホストのカーネルを経由せずに外部と通信する
正解:B
解説
libvirtの既定の仮想ネットワークdefaultは、ホスト上のブリッジvirbr0と、192.168.122.0/24等のプライベートアドレスを使うNATモードのネットワークです。ゲストにはlibvirtが起動するdnsmasqがDHCPでアドレスを配り、外部への通信はホストのアドレスに変換されて出ていきます。外部からゲストへ直接接続させたい場合は、物理NICを収容したブリッジ(br0等)を作ってゲストをそこへつなぎます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。これは物理NICを収容したブリッジ(br0等)にゲストをつないだ場合の説明で、defaultネットワークはNATです。
- B正しい。defaultネットワークはvirbr0を使うNAT接続で、外部から直接ゲストへは届きません。
- C誤り。これは隔離(isolated)モードの仮想ネットワークの説明です。defaultはNATで外部へ通信できます。
- D誤り。これはPCIパススルーやSR-IOVで物理デバイスを割り当てる場合に近い説明で、defaultネットワークの動作ではありません。