LinuCレベル2 仮想化サーバー 問11
仮想化サーバー/仮想マシンの仕組みとKVMXenの説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「仮想化サーバー」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AホストOS上で動くアプリケーションとして仮想化ソフトが動作する、ホスト型の代表例である
- BLinuxカーネルのモジュールとして組み込まれ、kvm-intelやkvm-amdを読み込んで利用する
- CホストOSのカーネルを共有し、名前空間でプロセスを分離して軽量な実行環境を作る
- Dハードウェア上で直接動くハイパーバイザー型で、Dom0と呼ぶ管理用の特権ドメインを持つ
正解:D
解説
Xenは、ハードウェアの上で直接動作するハイパーバイザー型(Type 1)の仮想化ソフトウェアです。起動するとまずハイパーバイザーが動き、その上でDom0と呼ばれる特権を持った管理用のドメインが起動して、デバイスドライバの提供や他のゲスト(DomU)の作成・管理を担います。ゲストに専用のドライバを組み込む準仮想化の方式を早くから採用していたことでも知られ、CPUの仮想化支援機能を使った完全仮想化にも対応しています。
選択肢ごとの解説
- A誤り。これはVirtualBoxなどのホスト型の説明で、Xenはハードウェア上で直接動くハイパーバイザー型です。
- B誤り。これはKVMの説明です。Xenはカーネルモジュールではなく、独立したハイパーバイザーとして動作します。
- C誤り。これはコンテナの説明です。Xenはゲストごとに独立したカーネルを動かす仮想マシン方式です。
- D正しい。Xenはハイパーバイザー型で、Dom0という管理用の特権ドメインがゲスト(DomU)を管理します。