過去問ドリル

LinuCレベル2 仮想化サーバー 問17

仮想化サーバー/仮想マシンの仕組みとKVM

bridge-utilsが提供されていないディストリビューションで、KVMの仮想マシンを物理ネットワークへ直接つなぐため、ホストにブリッジbr0を新しく作成したい。bridge-utilsのbrctl addbr br0に相当する、iproute2のコマンドとして適切なものはどれか。

当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「仮想化サーバー」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:C

解説

ip link add name br0 type bridgeは、iproute2でブリッジインタフェースbr0を作成するコマンドで、bridge-utilsのbrctl addbr br0に相当します。作成後はip link set dev eth0 master br0で物理インタフェースを接続し(brctl addifに相当)、ip link set dev br0 upで有効にします。ブリッジへの接続状況はbridge link showで確認できます。RHEL 8以降ではbridge-utilsが提供されていないため、ipコマンドやnmcli(nmcli connection add type bridge等)でブリッジを構成します。ipコマンドによる設定は再起動すると失われるため、恒久的な設定はNetworkManager等で行います。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。type bondは、複数のインタフェースを束ねて冗長化や帯域の拡大を図るボンディングインタフェースを作成する指定です。ブリッジは作成されません。
  • B誤り。ip tuntapはTUN/TAPデバイスを作成するコマンドで、mode tapでは仮想マシンのNICの接続等に使うTAPデバイスができます。ブリッジそのものではありません。
  • C正しい。ip link add name br0 type bridgeでブリッジbr0が作成され、brctl addbr br0と同じ操作になります。
  • D誤り。ip link set dev eth0 master br0は、既にあるブリッジbr0にeth0を接続する指定で、brctl addifに相当します。ブリッジを新しく作成するものではありません。
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