オリジナル問題 LinuCレベル2試験 問題 問7
仮想化サーバー/仮想マシンの仕組みとKVMQEMUとKVMの役割分担に関する説明として適切なものはどれか。
出典:オリジナル問題 LinuCレベル2試験 問題 問7
- AQEMUがCPUの仮想化支援機能を直接制御し、KVMは管理用のGUIを提供する
- BKVMがCPUやメモリの仮想化をカーネル側で担い、QEMUがデバイスのエミュレーションを担う
- C両者は同じ機能の別実装であり、どちらか一方だけを使うのが一般的である
- DKVMは仮想ディスクの形式変換を担当し、QEMUはゲストOSのインストールだけを行う
正解:B
解説
KVMはLinuxカーネルのモジュールとして、CPUの仮想化支援機能(VT-x/AMD-V)を使ったCPU・メモリの仮想化を担当します。一方QEMUはユーザー空間で動作し、ディスクやネットワークアダプタといった周辺デバイスのエミュレーションと仮想マシン全体の制御を担当します。両者は組み合わせて使われ、KVMが無い環境でもQEMU単体でエミュレーションとして動作させることはできますが、性能は大きく劣ります。
選択肢ごとの解説
- A誤り。仮想化支援機能を使うのはカーネル側のKVMで、QEMUはユーザー空間で動作します。
- B正しい。KVMがCPU・メモリの仮想化を、QEMUがデバイスのエミュレーションを担当します。
- C誤り。同じ機能の別実装ではなく、役割を分担して組み合わせて使われます。
- D誤り。ディスクイメージの形式変換はQEMU側のqemu-imgが担当します。