オリジナル問題 LinuCレベル2試験 問題 問6
仮想化サーバー/仮想マシンの作成と管理完全仮想化と準仮想化(パラ仮想化)の違いに関する説明として適切なものはどれか。
出典:オリジナル問題 LinuCレベル2試験 問題 問6
- A完全仮想化と準仮想化は同じ技術の別名であり、実質的な違いはない
- B準仮想化はゲストOS側にハイパーバイザーを意識した専用ドライバ(virtio等)を組み込むことで、完全仮想化よりオーバーヘッドを抑えられる方式である
- C準仮想化は物理マシンへ直接インストールする方式で、仮想化とは異なる概念である
- D完全仮想化はゲストOSの改変を必要とする方式で、準仮想化はゲストOSを一切改変しない方式である
正解:B
解説
完全仮想化は、ゲストOSを改変することなくそのまま実行できる方式ですが、ハードウェアエミュレーションのオーバーヘッドが生じます。準仮想化(パラ仮想化)は、ゲストOS側にハイパーバイザーの存在を意識した専用ドライバ(virtio等)を組み込むことで、I/O処理等を効率化し、完全仮想化よりオーバーヘッドを抑えられる方式です。
選択肢ごとの解説
- A誤り。完全仮想化と準仮想化はゲストOS側の改変有無やオーバーヘッドの点で異なる方式であり、同じ技術の別名ではありません。
- B正しい。準仮想化はvirtio等の専用ドライバによってオーバーヘッドを抑える方式です。
- C誤り。準仮想化は仮想化の一方式であり、物理マシンへ直接インストールする方式(ベアメタル)とは異なる概念です。
- D誤り。ゲストOSの改変が必要なのは準仮想化側の特徴で、完全仮想化はゲストOSを改変せずに動作させられる方式のため、説明が逆です。