LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト プラットフォームの運用管理 問38
プラットフォームの運用管理/Zabbixによる監視システムの構築ZabbixのSNMP監視とIPMI監視に関する説明として、正しいものをすべて選べ。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「プラットフォームの運用管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AZabbixサーバーがSNMPデバイスを監視するには、監視対象機器にZabbixエージェントをインストールし、エージェントがSNMPデータをZabbixサーバーへ中継する必要がある
- BSNMP監視を使うと、Zabbixエージェントをインストールできないネットワーク機器やルーター等も、SNMPポーリングによってインターフェース統計やシステム状態を監視できる
- CIPMI監視はIPMI対応のネットワーク機器(スイッチ・ルーター等)のポート統計や帯域使用率を収集するためのプロトコルで、サーバーのハードウェアセンサーの監視には使われない
- DZabbixサーバーはSNMPデバイスに対してSNMP getまたはwalkで値を取得でき、監視対象機器でSNMPエージェントが設定済みであればZabbixエージェントの導入は不要である
正解:B、D
解説
ZabbixのSNMP監視では、ZabbixサーバーがSNMPプロトコルを直接使って監視対象機器から値を取得します。監視対象にZabbixエージェントをインストールする必要はなく、SNMPエージェント(snmpdや機器内蔵のSNMP機能)が設定されていれば利用できるため、エージェント導入が難しいネットワーク機器・プリンター等のデバイスも監視できます。IPMI監視はBMC(ベースボード管理コントローラ)を通じてサーバーのCPU温度・ファン回転数・電源状態等のハードウェアセンサーを読み取るものであり、ネットワーク機器のポート統計を収集するためのプロトコルではありません。
選択肢ごとの解説
- A誤り。SNMP監視ではZabbixエージェントは不要です。ZabbixサーバーがSNMPポーリングを直接行い、監視対象機器のSNMPエージェントから値を取得します。
- B正しい。SNMP監視はエージェントレスの監視方式で、Zabbixエージェントをインストールできないネットワークスイッチやルーター等のデバイスをポーリングで監視できます。
- C誤り。IPMIはサーバーのBMC(ベースボード管理コントローラ)を通じてCPU温度・ファン回転数・電源状態等のハードウェアセンサーを監視するプロトコルです。ネットワーク機器のポート統計の収集にはSNMPを使います。
- D正しい。ZabbixサーバーはSNMP getやwalkを使ってOIDの値を直接取得できます。監視対象機器にSNMPエージェントが設定されていれば、Zabbixエージェントを別途インストールする必要はありません。