LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト プラットフォームの運用管理 問39
プラットフォームの運用管理/バックアップツールの利用rclone syncとrclone copyの動作の違いとして適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「プラットフォームの運用管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Arclone syncはコピー先をコピー元と完全一致させ余分ファイルを削除するが、rclone copyはコピー先の既存ファイルを残して新規・更新分のみ転送する
- Brclone copyはコピー元のファイルをコピー先へ移動(コピー元から削除)するが、rclone syncはコピー後もコピー元のファイルを保持する
- Crclone syncはファイルシステムの変更をリアルタイムで監視して即時に転送するが、rclone copyは手動で実行したときだけ一括転送する
- Drclone copyは増分コピーのみを行うため初回は常にフルコピーが必要で、rclone syncはその判断を自動化したコマンドである
正解:A
解説
rclone syncはコピー元と完全に一致するようにコピー先を更新し、コピー元に存在しないファイルをコピー先から削除するミラーリング動作をします。コピー先を完全にコピー元と同じ状態にしたいときに使います。一方 rclone copy はコピー元から更新・新規のファイルをコピー先へコピーしますが、コピー先にのみ存在するファイルは削除しません。バックアップとして旧世代のファイルをコピー先に残したい場合は rclone copy を、完全なミラーリングが必要な場合は rclone sync を使います。
選択肢ごとの解説
- A正しい。rclone syncはコピー先をコピー元に完全一致させ、コピー元にないファイルをコピー先から削除するミラーリング動作をします。rclone copyはコピー先の既存ファイルを残して新規・更新ファイルのみをコピーします。
- B誤り。rclone copyはコピー元のファイルを削除しません。コピー元からコピー先へファイルを移動させて元を削除するのはrclone moveの動作です。
- C誤り。rclone syncとrclone copyはいずれも実行時に一括転送するコマンドで、ファイルシステムの変更をリアルタイムで監視する機能は持ちません。継続的な監視にはinotifywait等との組み合わせが必要です。
- D誤り。rclone copyはタイムスタンプやサイズを比較して変更があるファイルだけをコピーします。増分コピー専用ではなく、rclone syncとの違いはコピー先のファイルを削除するかどうかです。