AZ-104:Microsoft Azure Administrator コンピューティングリソースの管理 問7
コンピューティングリソースの管理/仮想マシンと可用性1 つのデータセンター内で複数の VM を、ラック障害(障害ドメイン)に集中しないように分散配置し、かつ OS のパッチ適用などの計画メンテナンス時に全 VM が同時に再起動されないように制御したい。使用する機能はどれか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-104:Microsoft Azure Administratorの出題範囲「コンピューティングリソースの管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A可用性セット(Availability Set)
- B仮想マシンスケールセット(VMSS)
- C可用性ゾーン
- DAzure Bastion
正解:A
解説
可用性セット(Availability Set)は、同一データセンター内での VM の冗長性を高める機能です。VM を複数の「障害ドメイン(Fault Domain)」(異なる電源・ネットワーク・ラックのグループ)と「更新ドメイン(Update Domain)」(計画メンテナンス時の再起動グループ)に自動的に分散します。これにより、ラック障害やメンテナンス時の全停止を防ぎます。VMSS はオートスケールが主目的、可用性ゾーンはデータセンター(ゾーン)単位の分散、Azure Bastion はセキュアな管理接続で、いずれも同一データセンター内の障害ドメイン・更新ドメインへの分散配置機能ではありません。
選択肢ごとの解説
- A正しい。可用性セットは、VM を複数の障害ドメインと更新ドメインに自動的に分散し、ハードウェア障害と計画メンテナンスによる同時停止を防ぎます。
- B誤り。VMSS はインスタンス数を自動的に増減するオートスケールが主目的で、障害ドメイン・更新ドメインへの分散は副次的な機能です。
- C誤り。可用性ゾーンはリージョン内の別データセンター(物理的に離れた施設)に VM を分散する機能で、同一データセンター内での分散管理(障害ドメイン・更新ドメイン)を行うものではありません。
- D誤り。Azure Bastion は VM へのセキュアな RDP/SSH 接続を提供するサービスで、VM の可用性管理とは無関係です。