過去問ドリル

DP-900:Microsoft Azure Data Fundamentals Azure のリレーショナルデータ 問4

Azure のリレーショナルデータ/Azure のリレーショナルデータサービス

オンプレミスのSQL Serverで、クロスデータベースクエリやSQL Server Agentジョブ、CLRストアドプロシージャなど、データベースエンジンのインスタンスレベルの機能を多数利用しているシステムがある。運用管理の負荷は下げたいが、これらのインスタンスレベル機能への依存はそのまま維持してAzureへ移行したい場合、選ぶべきサービスはどれか。

当サイトのオリジナル問題(DP-900:Microsoft Azure Data Fundamentalsの出題範囲「Azure のリレーショナルデータ」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:C

解説

Azure SQLファミリにはAzure SQL Database、SQL Managed Instance、SQL Server on Azure VMがあり、オンプレミスのSQL Serverとの互換性の範囲と運用管理の負荷のバランスが異なります。Azure SQL Databaseは単一データベース単位のPaaSでインスタンスレベルの機能には対応しない一方、SQL Managed Instanceはインスタンス単位のPaaSとしてクロスデータベースクエリやSQL Server Agentなどの機能を保ちつつ、OSやエンジンのパッチ適用はAzure側が担当します。SQL Server on Azure VMはIaaSのためインスタンスレベルの機能に完全に対応しますが、OSやエンジンの管理は利用者の責任になります。本問のようにインスタンスレベルの機能への依存を保ったまま運用負荷を抑えたい場合は、SQL Managed Instanceが適しています。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。Azure SQL Databaseは単一データベース単位で提供されるPaaSであり、クロスデータベースクエリやSQL Server Agentジョブなどインスタンスレベルの機能には対応していません。
  • B誤り。エラスティック プールは複数のAzure SQL Databaseでリソースを共有してコストを最適化する仕組みであり、インスタンスレベルの機能への対応状況はAzure SQL Databaseと同じです。
  • C正しい。SQL Managed Instanceはインスタンス単位で提供されるPaaSであり、クロスデータベースクエリやSQL Server Agentジョブ、CLR統合など、オンプレミスのSQL Serverに近いインスタンスレベルの機能を利用できるため、運用管理の負荷を抑えながら移行できます。
  • D誤り。SQL Server on Azure VMでもインスタンスレベルの機能は利用できますが、OSやデータベースエンジンのパッチ適用などの管理作業は利用者側の責任になるIaaSであり、運用管理の負荷を下げるという要件には合いません。
DP-900:Microsoft Azure Data Fundamentalsの問題を演習モードで解く