LinuCレベル2 システムアーキテクチャの設計 問30
システムアーキテクチャの設計/高可用システムの実現方式稼働率0.99のロードバランサ1台の配下に、稼働率0.9のWebサーバー2台を並列に置いた。Webサーバーはどちらか1台が動いていればサービスを提供できる。ロードバランサとWebサーバー群からなるシステム全体の稼働率に最も近いものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムアーキテクチャの設計」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A約98.0%
- B約89.1%
- C約80.2%
- D約99.0%
正解:A
解説
並列に置いた2台のうち1台が動けばよい場合、その部分の稼働率は「1 −(両方が停止している確率)」で、1 − (1 − 0.9) × (1 − 0.9) = 0.99 になります。ロードバランサとWebサーバー群は直列(両方が動いている必要がある)なので、全体は 0.99 × 0.99 = 0.9801、約98.0%です。Webサーバーを冗長化しても、ロードバランサが1台だけなら全体の稼働率はその値を超えられません。より高くするには、ロードバランサ自体の冗長化も検討します。
選択肢ごとの解説
- A正しい。Webサーバー群の稼働率は0.99で、ロードバランサとの直列で0.99×0.99=約98.0%になります。
- B誤り。0.99×0.9で、Webサーバーを1台だけ置いた場合の稼働率です。並列化の効果が含まれていません。
- C誤り。0.99×0.9×0.9で、Webサーバー2台が両方動いていなければならない(直列の)場合の稼働率です。
- D誤り。Webサーバー群の稼働率だけを見た値で、直列につながるロードバランサの稼働率が掛けられていません。