LinuCレベル2 システムアーキテクチャの設計 問32
システムアーキテクチャの設計/クラウドサービス上のシステム構成IaaS型のクラウドで、Webサーバーのインスタンスをオートスケーリングで負荷に応じて増減させている。オートスケーリングの最小インスタンス数を1ではなく2以上にしておく主な理由として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムアーキテクチャの設計」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A最小数を2以上にしておかないと、負荷が上がってもオートスケーリングで台数が増えないため
- Bインスタンスが2台以上あると、エフェメラルストレージの内容が自動で互いに複製されるため
- CフローティングIPアドレスは、2台以上のインスタンスに同時に関連付けないと通信できないため
- D負荷が低い時間帯でも、1台の障害やゾーンの障害でサービスが止まらない冗長性を保つため
正解:D
解説
オートスケーリングでは、最小数と最大数の範囲で、CPU使用率などの指標にもとづいてインスタンスの台数を増減させます。負荷が低いと台数は最小数まで減るため、最小数が1だとその1台の障害でサービスが止まってしまいます。最小数を2以上にし、インスタンスを異なるアベイラビリティゾーンへ分散させれば、低負荷の時間帯でも冗長性を保てます。障害で減ったインスタンスは、最小数を下回るとオートスケーリングにより補充されます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。最小数が1でも、負荷が上がれば最大数の範囲で台数は増えます。最小数は増加の条件ではありません。
- B誤り。エフェメラルストレージはインスタンスごとの一時的な領域で、台数を増やしても内容は複製されません。
- C誤り。フローティングIPアドレスは通常1つのインスタンスへ関連付けて使うもので、台数の下限とは関係しません。
- D正しい。台数が最小数まで減っても、1台の障害でサービスが止まらないよう冗長性を保てます。