LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 仮想化基盤のネットワークとストレージ 問20
仮想化基盤のネットワークとストレージ/仮想化基盤のネットワーク構築Open vSwitchのブリッジbr0に、仮想マシンのインターフェースvnet0を追加したい。ゲストのOSではVLANを設定させずに、この仮想マシンをVLAN 100に所属させたい。コマンドとして適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「仮想化基盤のネットワークとストレージ」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aovs-vsctl add-port br0 vnet0 tag=100
- Bovs-vsctl add-port br0 vnet0 trunks=100
- Covs-vsctl add-br br0-100 br0 100
- Dip link add link br0 name br0.100 type vlan id 100
正解:A
解説
ovs-vsctl add-portでポートを追加するときに tag=100 を指定すると、そのポートはVLAN 100のアクセスポートになります。ゲストからはタグの無いフレームを送受信し、Open vSwitchがbr0の中でVLAN 100のフレームとして扱い、他のポートへ転送するときに必要に応じてタグを付け外しします。そのため、ゲストのOS側でVLANインターフェースを作る必要がありません。既存のポートなら ovs-vsctl set port vnet0 tag=100 のようにあとから設定することもできます。
選択肢ごとの解説
- A正しい。tag=100を指定したポートはVLAN 100のアクセスポートになり、ゲストはタグ無しのフレームのままVLAN 100に所属します。
- B誤り。trunks=100は、ポートをトランクポートにして、VLAN 100のタグ付きフレームを通す指定です。ゲスト側でVLAN 100のタグを付けて送受信する必要があります。
- C誤り。ovs-vsctl add-brに親ブリッジとVLAN番号を渡すと、VLAN 100に対応する疑似ブリッジ(fake bridge)が作られます。vnet0はbr0に追加されません。
- D誤り。ip link addでtype vlanを指定すると、ホスト側にbr0のVLAN 100用のサブインターフェースが作られます。ホスト自身のVLAN接続用で、仮想マシンのポートをVLAN 100に所属させる設定ではありません。