LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト 仮想化基盤の構築 問27
仮想化基盤の構築/仮想マシンの管理とOVFの活用XMLファイル vm2.xml に書いた構成で、仮想マシンを動作確認のために一時的に起動したい。停止すれば定義ごと消え、libvirtに永続的な定義としては残らないようにしたい。コマンドとして適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「仮想化基盤の構築」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Avirsh define vm2.xml
- Bvirsh create vm2.xml
- Cvirsh start vm2.xml
- Dvirsh attach-device vm2.xml
正解:B
解説
virsh create はXMLファイルから仮想マシンを一時的な(transient)ドメインとして作成し、そのまま起動します。一時的なドメインは停止すると定義も消え、/etc/libvirt/qemu/ 等に永続的な定義は残りません。これに対して virsh define は永続的な(persistent)ドメインとして定義を登録するだけで起動はせず、起動には別途 virsh start <ドメイン名> を使います。本番運用する仮想マシンは define で登録し、試験的な起動には create を使う、という使い分けができます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。defineはXMLから永続的な定義を登録するだけで起動はせず、停止しても定義は残ります。
- B正しい。createはXMLから一時的なドメインを作って起動し、停止すると定義も残りません。
- C誤り。startは定義済みのドメインを名前やUUIDで指定して起動するサブコマンドで、XMLファイルを引数に取りません。
- D誤り。attach-deviceは稼働中などのドメインにディスクやNIC等のデバイスを追加するもので、ドメイン全体の作成には使いません。