IPA過去問ドリル

平成22年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問6

マネジメント/プロジェクトマネジメント

システムを開発するときの費用管理と進捗管理を同時に行うために,トレンドチャートを用いる。マイルストーンの予定の位置から実績の位置に結んだ矢印が垂直に下に向かっているときの費用と進捗に関する状況説明として,適切なものはどれか。

平成22年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問6の図

出典:平成22年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問6

正解:ア

解説

トレンドチャートでは,横軸に開発期間(時間),縦軸に予算消化率をとり,予定(点線)と実績(実線)の推移を重ねて表示します。ある時点(マイルストーンの予定の位置,同じ経過期間)に対して,実績の位置がその真下にある,すなわち矢印が垂直に下向きになっている場合,横方向のずれがないため進捗(時期)は予定どおりであり,縦方向に下がっているため,その時点までに消化した費用(予算消化率)は予定より少ない,つまり費用は予算を下回っていることを示します。

選択肢ごとの解説

  • 正しい。矢印が同じ時点(横軸位置)で下向きになっているのは,進捗が予定どおりの時期に達していながら,予算消化率(費用)が予定より低い,すなわち費用が予算を下回っている状態を表します。
  • 誤り。矢印が垂直に下向きということは予算消化率が予定より低いことを示しており,費用が予算を超過している状態とは逆です。
  • 誤り。進捗が予定より遅れている場合は,実績の位置が予定の位置よりも左側(時間的に手前)にずれるはずであり,矢印は横方向の成分を持ちます。垂直な矢印にはなりません。
  • 誤り。進捗が予定より進んでいる場合は,実績の位置が予定の位置よりも右側にずれるはずであり,矢印は横方向の成分を持ちます。垂直な矢印にはなりません。
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