AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals Azure のアーキテクチャとサービス 問10
Azure のアーキテクチャとサービス/Azure の主要なアーキテクチャ構成要素ある企業は、東日本リージョンで稼働中の基幹システムについて、大規模災害やリージョン全体の障害に備えた地理的な災害復旧(DR)計画を検討している。Azure が多くのリージョンに対してあらかじめ組み合わせを定義している「リージョンペア」の特性について、正しい説明はどれか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsの出題範囲「Azure のアーキテクチャとサービス」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aペアになっている2つのリージョンでは、計画的なメンテナンス(プラットフォームの更新)を同時には展開せず、片方ずつ順番に適用するように調整されている。
- Bペアになっている2つのリージョンは、必ず同じ国・法域内に存在するように定められており、例外は存在しない。
- Cリージョンペアは可用性ゾーンを置き換える仕組みであり、単一リージョン内でのデータセンター単位の障害からの保護を目的としている。
- Dリージョンペアを構成する2つのリージョン間では、追加の設定を行わなくても、作成したリソースが自動的に地理的に複製される。
正解:A
解説
リージョンペアは、Azure が地理的な回復性を確保するために多くのリージョンに対してあらかじめ定義している、同じ地理(ジオグラフィ)内にある2つのリージョンの組み合わせです。Microsoft はペアとなる2つのリージョンに対して計画的なメンテナンスの更新を同時には展開せず、片方のリージョンから順に適用することで、両方のリージョンが同時に更新作業の影響を受けないよう調整しています。ほとんどのリージョンペアは同じ国・法域内にありますが、データ所在地等の事情により例外的に異なる地理にまたがるペアも存在します。また、リージョンペアはリージョン全体の災害に備える仕組みであり、同一リージョン内のデータセンター単位の障害に対応する可用性ゾーンとは目的が異なります。さらに、リージョンペア間のデータ複製は自動では行われず、geo冗長ストレージ(GRS)など冗長性オプションを明示的に選択した場合にのみレプリケーションされます。
選択肢ごとの解説
- A正しい。Azure はリージョンペアに対して計画的なメンテナンスの更新を同時には展開せず、片方のリージョンから順に適用するよう調整しており、両方のリージョンが同時に更新の影響を受けないようにしています。
- B誤り。ほとんどのリージョンペアは同じ国・法域内にありますが、データ所在地などの事情により異なる地理にまたがる例外的なペアも存在するため、「必ず」「例外は存在しない」という説明は誤りです。
- C誤り。リージョンペアはリージョン全体に及ぶ災害への備えを目的とした仕組みであり、同一リージョン内のデータセンター単位の障害に対応する可用性ゾーンとは目的も仕組みも異なります。
- D誤り。リージョンペア間のデータ複製は自動的には行われず、geo冗長ストレージ(GRS)などの冗長性オプションを明示的に選択した場合にのみレプリケーションされます。