AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals クラウドの概念 問7
クラウドの概念/クラウドコンピューティングある企業には、顧客の機密データを他社のテナントの環境と共存させず、自社専用のインフラで管理しなければならないという社内規定がある。一方で、月末の集計処理の期間だけ一時的に処理能力が不足するため、その期間に限り他社のクラウドサービスから追加のコンピューティングリソースを借りて拡張したい。設備投資を新たに増やさずにこの両方の要件を同時に満たすクラウドモデルはどれか。
当サイトのオリジナル問題(AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsの出題範囲「クラウドの概念」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aハイブリッドクラウド(プライベートとパブリックを相互接続し、需要増加時だけパブリック側で拡張する構成)
- Bプライベートクラウド(単一の組織専用の環境のみで構成し、他のテナントとは共有しない構成)
- Cパブリッククラウド(サードパーティのプロバイダーが構築・管理し、誰でも購入して利用できる構成)
- Dマルチクラウド(複数のパブリッククラウドプロバイダーを組み合わせて同時に利用する構成)
正解:A
解説
ハイブリッドクラウドは、プライベートクラウドとパブリッククラウドを相互接続して使う構成で、通常はプライベートクラウドで運用しつつ、需要が一時的に増える期間だけパブリッククラウドのリソースで拡張できます。本問の企業は、顧客データを他のテナントと共存させない専用環境を維持する要件と、月末だけ処理能力を追加したい要件の両方を持っており、これはハイブリッドクラウドの典型的な利用シーンに当たります。プライベートクラウド単体では一時的な拡張に他社のリソースを使えず、パブリッククラウド単体では専用インフラでのデータ分離要件を満たせません。マルチクラウドは複数のパブリッククラウドプロバイダーを組み合わせる構成で、自社専用のプライベートな環境を前提とする点には触れていないため、本問の要件には合致しません。
選択肢ごとの解説
- A正しい。ハイブリッドクラウドはプライベートクラウドとパブリッククラウドを相互接続し、通常はプライベートクラウドで運用しつつ、需要増加時だけパブリッククラウドのリソースで拡張できます。
- B誤り。プライベートクラウドは自社専用の環境のみで構成されるため、一時的に他社のクラウドリソースを借りて拡張するという要件を満たせません。
- C誤り。パブリッククラウドは誰でも購入して使えるリソースであり、他のテナントとリソースが共存しないという専用インフラの要件を満たせません。
- D誤り。マルチクラウドは複数のパブリッククラウドプロバイダーを組み合わせる構成であり、自社専用のプライベートな環境でデータを分離するという要件には触れていません。