IPA過去問ドリル

応用情報技術者試験 午前|ソフトウェアの要点と過去問

テクノロジ/ソフトウェア

ソフトウェア分野は、OSの役割を中心に、プロセス管理、仮想記憶、ファイル管理、言語プロセッサ、オープンソースソフトウェアなどを問います。とくに仮想記憶とスケジューリングは、動作を追って答える問題が多く出ます。

出題傾向

応用情報技術者試験午前の過去33回分(平成21年度〜令和7年度)を集計した結果です。

139問33回の合計
4.2問1回あたりの平均
5.3%全2,640問に占める割合
6問最多の回(令和7年度 秋期)

直近10回の平均は4.6問、それ以前の23回の平均は4.0問です。近年は出題数がやや増える傾向にあります。

実施回この分野の出題数
令和7年度 秋期6問
令和7年度 春期5問
令和6年度 秋期5問
令和6年度 春期4問
令和5年度 秋期5問
令和5年度 春期4問
令和4年度 秋期4問
令和4年度 春期3問
令和3年度 秋期4問
令和3年度 春期6問

直近10回分を表示しています。

押さえておきたいテーマ

プロセス管理とスケジューリング
プロセスは実行可能・実行中・待ち(実行待ち)の状態を遷移します。CPUの割当て方式には、到着順のFCFS、一定時間ごとに交代するラウンドロビン、優先度の高いものを先に処理する優先度方式などがあり、応答時間が各方式でどう変わるかが問われます。リアルタイムOSは、決められた時間内に処理を完了することを重視するOSです。
仮想記憶とページング
主記憶より大きなアドレス空間を使えるようにする仕組みが仮想記憶で、ページング方式では固定長のページ単位で主記憶と補助記憶の間を入れ替えます。必要なページが主記憶にないときに起こるのがページフォールトで、置換アルゴリズムにはFIFO(最も古いページを追い出す)やLRU(最も長く使われていないページを追い出す)があります。ページフォールトが頻発して処理が進まなくなる状態がスラッシングです。
フラグメンテーション
記憶領域の割当てと解放を繰り返すと、使えない細かい空きが生じる現象です。割り当てた領域の中に使われない部分が残る内部フラグメンテーションと、空き領域が細かく分かれて連続した大きな領域を確保できなくなる外部フラグメンテーションがあります。
排他制御とデッドロック
複数のプロセスが共有資源を同時に使うときの競合を防ぐのが排他制御で、セマフォなどが使われます。デッドロックは、複数のプロセスが互いに相手の持つ資源の解放を待って進めなくなる状態で、相互排除・保持と待機・横取り不可・循環待ちの4条件がそろうと起こります。
ファイル管理
ファイルシステムは階層的なディレクトリ構造でファイルを管理します。ルートからの完全なパスで指定する絶対パス、現在のディレクトリからの相対パスの違いを押さえます。
言語プロセッサ
コンパイラはソースプログラム全体を機械語に変換し、インタプリタは1行ずつ解釈しながら実行します。アセンブラはアセンブリ言語を機械語に変換し、リンカは複数のオブジェクトを結合して実行可能なプログラムにします。ガーベジコレクションは、不要になったメモリ領域を自動的に回収する仕組みです。
オープンソースソフトウェア(OSS)
OSSはソースコードが公開され、利用・改変・再配布が認められたソフトウェアです。ライセンスによって条件は異なり、たとえばGPLは、改変したものを再配布する場合に同じ条件でソースコードを公開する義務を課すコピーレフトの考え方をとります。

学習のコツ

ソフトウェアの過去問一覧(全139問)

実施回ごとに、この分野の問題を新しい回から並べています。各問に解説と選択肢ごとの解説がついています。

令和7年度 秋期6問
令和7年度 春期5問
令和6年度 秋期5問
令和6年度 春期4問
令和5年度 秋期5問
令和5年度 春期4問
令和4年度 秋期4問
令和4年度 春期3問
令和3年度 秋期4問
令和3年度 春期6問
令和2年度 10月5問
令和元年度 秋期4問
平成31年度 春期6問
平成30年度 秋期3問
平成30年度 春期3問
平成29年度 秋期5問
平成29年度 春期1問
平成28年度 秋期4問
平成28年度 春期6問
平成27年度 秋期4問
平成27年度 春期4問
平成26年度 秋期4問
平成26年度 春期3問
平成25年度 秋期4問
平成25年度 春期4問
平成24年度 秋期6問
平成24年度 春期3問
平成23年度 秋期5問
平成23年度 特別5問
平成22年度 秋期4問
平成22年度 春期2問
平成21年度 秋期5問
平成21年度 春期3問
応用情報技術者を演習モードで解く

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