コンピュータ・ハードウェアの用語集
基礎理論、アルゴリズム、プロセッサやメモリ、OS、ハードウェアの用語。(33語)
- 2の補数負の整数を2進数で表すための表現方法。ビットを反転して1を足すと、符号を逆にした値が得られます。
- 浮動小数点数小数を「符号・指数部・仮数部」に分けて表す方法。非常に大きな値も小さな値も表せますが、誤差が出ます。
- 有限オートマトン有限個の「状態」と、入力による「状態の移り変わり」で動作を表すモデル。文字列が条件に合うかの判定などに使います。
- 正規表現文字列のパターンを、特殊記号を使った式で簡潔に表す記法。検索や入力チェックで広く使われます。
- 逆ポーランド表記法演算子をオペランドの後ろに書く式の表記法。括弧が不要で、スタックを使うと簡単に計算できます。
- 二分探索整列済みのデータの中央と比べて、探す範囲を毎回半分に絞る探索法。計算量は O(log n) です。
- クイックソート基準値を選んで小さいグループと大きいグループに分け、それぞれを再帰的に整列する高速な整列法。
- ハッシュ法キーから計算した値(ハッシュ値)をそのまま格納位置にして、ほぼ一定時間で検索する方法。
- スタックとキュースタックは後に入れたものから出す(LIFO)、キューは先に入れたものから出す(FIFO)データ構造。
- 再帰呼出し関数が自分自身を呼び出す処理の書き方。終了条件を必ず持たせる必要があります。
- パイプライン処理命令の実行をいくつかの段階に分け、複数の命令を少しずつずらして同時に処理することで高速化する方式。
- キャッシュメモリCPUと主記憶の速度差を埋める高速な小容量メモリ。よく使うデータを置いておき、平均の読み出しを速くします。
- 割込み実行中の処理を一時中断して、別の緊急な処理を先に行わせる仕組み。終われば元の処理に戻ります。
- DMACPUを介さずに、入出力装置と主記憶の間でデータを直接転送する方式。CPUの負担を減らせます。
- RAID複数のディスクを組み合わせて、高速化や耐障害性を高める技術。RAID 0・1・5・6 が代表的です。
- 稼働率システムが正常に動いている時間の割合。MTBF ÷ (MTBF + MTTR)で求めます。
- フェールセーフ・フェールソフト・フォールトトレラント・フールプルーフ故障や誤操作に備える4つの設計思想。名前が似ているので、それぞれ何を守るのかで区別します。
- 仮想化1台の物理サーバ上に、複数の独立した仮想的なコンピュータを動かす技術。資源を有効に使えます。
- 仮想記憶主記憶より大きな領域をプログラムに見せるため、補助記憶の一部を主記憶の代わりに使う仕組み。
- デッドロック複数の処理が互いに相手の持つ資源を待ち続け、どれも先へ進めなくなる状態。
- セマフォ共有資源の使用を制御する仕組み。待ち(P操作)と解放(V操作)で排他制御や同期を行います。
- ラウンドロビン方式実行待ちのプロセスに一定時間(タイムクォンタム)ずつ順番にCPUを割り当てるスケジューリング方式。
- フリップフロップ1ビットの情報を記憶できる論理回路。入力が変わっても、次の入力があるまで状態を保ちます。
- A/D変換アナログ信号をデジタルに変換する処理。標本化・量子化・符号化の3段階で行います。
- ウォッチドッグタイマプログラムが暴走や停止をしていないか監視するタイマ。定期的にクリアされなければシステムをリセットします。
- サーバコンソリデーション複数の物理サーバで動かしていた処理を、仮想化などを使って少ない台数のサーバに集約すること。
- VDI利用者のデスクトップ環境をサーバ上の仮想マシンで動かし、端末には画面だけを転送する仕組み。
- キャッシュメモリの割付け方式主記憶のブロックを、キャッシュメモリのどの場所に置くかを決める方式。3種類あります。
- ライトスルー方式とライトバック方式キャッシュメモリにデータを書き込むとき、主記憶にいつ反映するかの2つの方式。
- メモリインタリーブ主記憶を複数の区画に分け、並行してアクセスすることで、見かけ上のアクセス速度を上げる方式。
- MIPSと命令ミックスMIPSは1秒間に実行できる命令数を百万単位で表した性能指標。命令ミックスは命令の種類ごとの出現割合です。
- パワーゲーティング動作していない回路ブロックへの電源の供給を止めて、消費電力を減らす技術。
- ラッチアップCMOS集積回路の内部に意図せずできたサイリスタ構造が導通し、大きな電流が流れ続けてしまう現象。